猫飼育での注意事項

猫を飼う上で注意する点を挙げました。結構すぐに意識から消えがちなので紙に書いて貼っておくなどして常に注意することをお勧めします。ありがちな事から盲点になりがちな事まで列挙しております。ご参考くださいね!

猫が怪我や脱走をしない為の注意点

1. 足元に入る

足にまとわりついたり、歩く方向に入り込んできたりします。室内で移動するとき、特に階段は注意が必要です。猫を踏んでしまいかねないですし、それを咄嗟に避けようとして自身が階段から転落しかねないので大変危険です。スマホなど他に集中しながらだと特に危ないです。全ての項目に共通ですが、常に「猫がいるかも知れない」と意識しましょう! ※うなちゃんは階段で寝るのが好きなので気を付けてます。

2. キッチンや料理

やはり火を使うので注意が必要です。調理中もそうですが、調理後も危険があります。まだコンロや鍋などが熱かったり、お湯や油などを使ってそれが残っていれば調理後はまだ高温で非常に危ないです。また、包丁なども危ないので安全な場所に置きましょう。「1.」にも通じますが、料理をテーブルに持って行くときなど猫が足元にいてつまずくと自身も猫も危ないです。熱い料理が掛かってしまう可能性があります。料理を持ち運ぶ際はその導線に猫がいないか確かめましょう!また、猫にとって危険な食材があるので、その料理を食べてしまわないよう目を離さないようにして下さい。もちろん余った料理も出しっ放しは厳禁です!(ゴミも漁らないように注意しましょう!)

3. 段ボールや空き箱など

猫は段ボールや空き箱、捨てようと思っている紙類の下やビニール袋の中などに入りたがります。いないと思って踏んでしまったり、蹴とばしてしまわないようにこういう場所には「猫がいるかも」と意識しておきましょう!

4. ビニール類

「3.」のようにビニール袋の中に入る以外にもビニール類は注意が必要です。袋に入ってるところを踏んづけてしまうという危険の他にも、ビニールやラップなどは窒息する恐れがあるのですぐに片付けておいたほうがいいです。特にラップやビニールテープは危険です。遊んでいるうちに巻き付くと危ないです。それと小さめのビニールテープ(切れ端)とかだと飲み込んでしまいます。例えば配達された段ボールにビニールテープが巻かれていてそれを剥がしてそのまま放置させるのはありがちです。猫がそれで遊んでしまうのですぐに捨てましょう!

5. 不安定なグラスやコップ

「2.」にも通じますが、猫はテーブルや机に不意に飛び乗ったりするので、バランスの悪いグラスやコップに触れて倒れる危険性があります。特に熱い飲み物が入っているとそれが倒れて猫に掛かる恐れがあります。お洒落なグラスほどバランスが悪かったりします。もちろん猫だけではなく人が倒してしまう場合もあるので出来れば安定感のあるグラスやコップ類を使うのが安全です。

6. 洗濯機

洗濯機の中に入ったまま起動すると危険なので洗濯機の蓋の開けっ放しはやめましょう!ダブルチェックとして洗濯機を使う時は猫がちゃんといるか確認してから使うと安全です。

7. 浴室、浴槽

洗濯機と同様に浴槽も蓋で閉じておくのが安全です。落下すると溺れてしまうかも知れません。浴室自体に入らせないほうがいいですが、万が一、開けっ放しになっていた場合は入ってしまいかねません。もしものときの為に浴槽の蓋をしっかり閉じておくことで危険性を減らせます。

8. イス

例えばテーブルで食事をするときやデスクで仕事するときなどイスを動かすかと思います。そのときもそこに猫がいないか確認しましょう!急に出し入れすると猫に当てたり踏んづけてしまうかも知れません。特に金属製の脚だとより危ないです。

9. 高所

猫が移動できる範囲に高所がある場合はそこも注意が必要です。猫は基本的には高所が得意な動物ですが、生まれてから室内での生活が長いと外猫ほど高所の感覚が優れていないことがあります。我が家も「猫は高所は得意」「多少の高さなら落ちても平気」と勝手に思っておりました。気にはなっていたものの高所に落下防止のフェンスなどしてませんでした。そして事故が起こり大怪我を負う事態が起こりました。これは我々の知識不足が招いたことでもあります。家の中は特殊ですし、我が家は現在2匹おりますが、2匹が追い掛けっこなどしてると滑ったり危険なところにも行ってしまいかねません。物理的に行かせないようにするしかありません。現在、怪我を負ったうなちゃんは元気になりました。対策をしなかったことでこんなことになって申し訳ない気持ちでいっぱいでした。この事故による教訓は大きいです。例えば冷蔵庫や棚の上などに乗れるお家は多いかと思います。その場合、もし落下してしまったときでも下が安全かを確認して下さい。かなりの高所であれば行かせない、もしくは落下防止ネットを張るのは必須です。

10. 閉じ込め

ドアを開けると猫は隙間から素早く通り抜けることが出来ます。全く気が付かないうちに部屋から出たり入ったり。外に出掛けるときはどこかの部屋に閉じ込めてないか確認するのが安全です。特に数日間も出掛ける場合はご飯も水もない部屋に閉じ込めてしまうと危険です。居て欲しい部屋に居ることを確認してから出掛けるようにして下さい。

11. 脱走

「閉じ込め」でも触れましたが、わずかな隙間があれば猫はドアや窓から出ることが出来ます。特に玄関やベランダは人が出入りしますし、そこを抜けられると外に直接、脱走できてしまうので最も気を付けないといけません。鉄則ではありますが、玄関やベランダにはドアの前にフェンスなど置いて2重にしておくのがいいです。念の為にベランダもシェードやネットなど張って隙間を塞いでおくといいでしょう。案外、盲点なのですが、換気の為にドアを開けて網戸だけにしてる状態があるかと思いますが、猫によってはその網戸を引いて開けてしまう場合があります。猫同士でじゃれ合って網戸に寄り掛かって外れるというリスクもゼロではないので注意が必要です。ウチでは網戸の手前にさらにフェンスを設置しております。

去勢をしてない猫や相性の悪い猫と同居している場合などは猫が脱走を考えると言われます。もちろん人が嫌いな猫も然りです。根本的に去勢をしたり、猫にとって脱走を考えなくて良い環境を作ってあげるのが先決です。優先順位は先住猫ですが、あとから来た猫も居心地が悪いと可哀想なのでそれぞれにプライベートな空間を与えてあげるのが重要です。

保護猫活動でもなく、狭い部屋で多頭飼いするのはお勧め出来ません。しかも去勢してない場合は絶対に多頭飼いは厳禁です!猫はお金が掛かるので、多頭飼いするならばそれに見合った部屋の大きさと資金力は現実的に必要になります。もちろん世話をする時間と労力も割かないといけません。猫が脱走を考えるような環境にならないようにするのが最優先です。

12. ふとんやソファー

段ボールやビニール袋と同様のケースですが、猫は色々な場所に入りがちです。寒い日などはふとんの中やソファーカバーやシートなどに入り込んだりします。気付かずそのままふとんやソファーに体を預けると猫を押しつぶしてしまう恐れがあるのでしっかりチェックしましょう!

13. トイレ

これは「浴室、浴槽」と同様ですが、トイレのドアを開けっ放し、もしくは開けた隙に入り込んでそのままにしておくと便器の中に落下する恐れがあります。「水が溜まってるのに自分から入らないでしょ」と思われるかも知れませんが、重要なのは少しでも起こり得るリスクを排除することです。便座に飛び乗って滑って落下してハマって出られない、なんてケースは絶対無いとは言い切れないかと思います。トイレ、浴室、キッチンなどは怖いところなんだと事前に教えるのも悪くないでしょうが、躾は簡単ではないですし、危なくなったり猫にとってストレスになるならやめたほうが無難です。過剰にやると嫌われてしまう可能性があります。やはり物理的に行かせないなどの対策をして予防するのが大切でしょう。

14. 作業

家の中で作業するときはそれに応じて気を付けないといけないことが多いです。例えば、電球を交換する、棚の上の物を取る、などで脚立や椅子に乗って下りるときに猫がいないかしっかり確かめましょう。これは階段のときと同様ですが、わかっていても瞬間、意識から外れてしまって普通に下りたりしてしまう危険があります。たまたま猫が下にいたら踏んづけてしまうので常に下を確認する、ということは習慣にしておきましょう!スマホ見ながら歩いたり階段下りたりは危険と前述しましたが、誰かと話していたり考え事をしながらでも注意を怠ってやってしまいがちです。

もちろん工具やアイロンを使うなどの場合もリスクがあるので猫がいない部屋でやるのがいいでしょう。

15. 埃やゴミ

ビニールやテープ類は巻きついたり、切れ端を口に入れてしまう危険性がある、と前述しましたが、埃や細かなゴミが多いと猫は床に顔が近いので口に入って飲み込んだり、吸い込んでしまいかねません。体にくっつくと猫は毛づくろいをするので舐めとってしまいます。中には体に良くない細かな化学物質(破片)などもあるかも知れないので、掃除するのは基本と言えるでしょう。

16. 猫にとって危険な食材(薬やサプリも)

前述しましたが、料理の食べ残しなどは猫にとって良くない食材が使われていたり、味付けがされて塩分や油分などが高い場合もあるので注意が必要ですが、調理時にキッチンの床に落ちてしまった食材だったり、薬やサプリなどの錠剤やパウダーなどを飲む際も落ちないように気を付け、落ちた場合はすぐに片付け、掃除をするようにしましょう。猫は体が小さいので錠剤などは特に危険です。

あとがき

書き出して掲示する

他にも色々とあるかと思いますが、各ご自宅によっても環境や状況が異なると思うので、気付いたら書き出して室内に掲示しておくのが意識付けにおいても良いんじゃないかと思います。特に家族住まいなどで何人かと同居している場合は注意事項を掲示して確認作業などを習慣化させることが猫を飼う上で少しでもリスクを排除する為の最善策かと思います。

保険の重要性

我が家も飼い猫が大怪我をする前までは意識が低かったと言わざるを得ません。怪我をしてからあらゆるところに危険が潜んでいると実感しました。

痛そうで、苦しそうで、そんな可哀そうな目に遭わせてしまったこと、家の中をそんな環境にしていたことを悔いました。事故に遭ってから手術をするまで、手術中、術後、ずっと心配で何も手につかなかったです。そしてこれまた無知というか何というか、無保険だったのでとんでもない費用が掛かりました。

どこかで猫は運動神経も良いから怪我なんてしないだろうし、保険もまだ入らなくていいかな、そんな感じに思ってました。もう少し年を取って怪我よりも病気の恐れが出て来てから保険に入ればいいかな、と侮ってました。そんな浅はかな認識がこの事故によって全て覆されました。

猫の生涯の保険料を軽く超える費用が一度の手術で掛かってしまいました。これは飼い主の責任であり、支払うのは当然のことですが、訴えたい主旨はそこではなく、絶対に保険に入るべきポイントは、「分割払いが出来なかった(これは動物病院によるのか不明)」ことで、この高額の医療費を一括で支払えない場合は、愛情があって治したくてもその治療費がなければ治すことが出来ないという現実です。

治療したくても現実的にお金がないとどうしようもない。この場合は何とか借金してでも集めて治療したとは思いますが、怪我の部位や状態によっては100万円近い費用が掛かるので(我が家はそれに匹敵するほどの額が掛かりました)、現実問題、有り金を全てはたいても払えない人はかなりいるのではないかと思います。借りようにも簡単に借りられない金額でもあります。我が家も正直、そこまで掛かるとは思ってなかったので、聞いたときは青ざめるというか頭が真っ白になるというか。金銭的にそこまで余裕があるわけではないのでクラウドファンディングも考えました。

なので、怪我や病気をしたらそれを治すのは飼い主として当然のことですが、愛情や責任と言っても根本的にお金が無ければ、そして借りることも出来なければ治療をさせてあげることも出来ず、すごすごと負傷した猫を連れて家に帰るしかないのです。なので猫をそんな目に遭わせないためにもまずは保険に入ることこそが飼い主としてやるべき前提だと痛感しました。無いものは払えないですし、気を付けていても絶対に怪我をしないとも言い切れません。いざ怪我や病気をして高額になると治すお金がなく諦める事態になりかねませんから、飼い主がまずやることは保険には入っておく!ってことに尽きます。毎月(年額の場合もあり)の保険料すら払えない、または払いたくない場合は猫を飼うのは諦めるしかないです。お互いの為に。

そして保険と言っても色々あるので確認しましょう!どんな治療を何割負担してくれるのか?各保険会社のプランと値段は様々ですので、何をどこまでフォローしてるのかなどを色々と比較しましょう。

とにかく猫が怪我や病気になるようなリスクをなるべく避け、飼うならばまずは保険への加入を推奨いたします。この記事でその危機感を感じてもらって対策するきっかけになって頂けたら幸いです。